Main

【研究プロジェクト】不確実性と多元的価値の中での順応的な環境ガバナンスのあり方についての社会学的研究

多くの不確実性をかかえ、多元的な価値が存在する現実社会の中で、いかに環境ガバナンスの構築を実現させるか、その要件を多数の事例における社会学的調査から積み上げ式に明らかにし、さらにそれに基づく政策提言を行うことを目的とした研究プロジェクトです。

こんなものを書いてきました【著書・論文等一覧】

著書・論文などのリストです。一部全文を公開しています。

こんなことを話してきました【講演録等一覧】

学会、研究会、NPOや自治体関係などでの講演、シンポジウム、報告など。PowerPointなども一部掲載しています。



研究紹介(いいね!Hokudai)


研究紹介(文学研究科サイトLab.letters)

 


研究紹介(人文学カフェ)

研究紹介(日本ジオパーク大会講演)


Books

宮内著『歩く、見る、聞く 人びとの自然再生』(岩波新書)を2017年2月に発刊しました。

 

歩いて、見て、聞いたさまざまな現場から、自然とは何か、自然を守るための社会的しくみはどのようなものか、どうすれば多様な価値の中で合意できるのか、についてわかりやすく書きました。

Books

宮内編『どうすれば環境保全はうまくいくのか-現場からの「順応的ガバナンス」の進め方』(新泉社)を2017年3月に発刊しました。環境保全の政策や活動をボトムアップで持続的に進めるにはどうすればよいのかわかりやすく、かつ実践的に論じました。

 


Misc

安保法案に反対する北海道大学有志の声明

安保法案に反対する北海道大学有志の声明を出しました。

NPO法人さっぽろ自由学校「遊」


市民の学びの場、さっぽろ自由学校「遊」です。


[連載]フィールドワークな日々

ALL

2018年

6月

21日

【75】アバディーン

アバディーン、という町にこの四月から住んでいる。アバディーンがどこにあるかというと、イギリスの最北に近いあたり、つまりはスコットランドの北部。グラスゴー、エディンバラに次ぐスコットランド第三の都市だ。人口は二十三万人。

 

大学のサバティカル制度を利用し、ここに半年住むことになった。

 

もとより、アバディーンという町に強い関心があってきたわけではない。しかし、住んでいるのだから、自ずと興味がわく。この町はどこから出てきて、どういう歴史をたどり、どこへ向かうのだろうか。

続きを読む

2018年

4月

11日

【74】済州島 四・三事件

三月、初めて済州島を訪れた。

 

済州島には、島出身の旧知の女性、Mさん(元北海道大学大学院生)が住んでいて、ユニークな活動をつづけているので、一度訪れたいと思っていた。彼女は、島のおばあちゃんたちの聞き書きを進めている。韓国のテレビ局KBSのローカル番組で、おばあちゃんを訪問して話を聞く番組ももっている。おばあちゃんたちから学び、社会を組み替えようとする彼女独自の活動だ。

 

続きを読む

2017年

12月

07日

【73】アザラシによる漁業被害を聞く

この一年くらい、北海道の漁村を回ることが多くなった。

 

北海道の漁業は、大規模なものから小さな規模のものまで、地域によってさまざまだが、僕が回っているのは、比較的小さな規模の漁業が多いエリアだ。とくに日本海側の漁村を回っている。

 

きっかけは、ゴマフアザラシ。

 

続きを読む

2017年

10月

04日

【72】地域の持続性をきめるもの

ずっとおつきあいしている宮城県石巻市の北上地区(旧北上町)。東日本大震災の大きな被害を受けたこの地区も、集団高台移転がほぼ完了を迎えつつある。震災から六年半。長かった復興の道のりが、とりあえず一段落だ。

 

続きを読む

2017年

6月

22日

【71】国会図書館サーチ

国会図書館(東京都千代田区)を久しぶりに訪れた。東京に住んでいるころはよく行ったが、しばらく行っていなかったら、おしゃれで使いやすそうな図書館に変身していた。

 

続きを読む

2017年

4月

28日

【70】合意形成とは- 『歩く、見る、聞く 人びとの自然再生』を書いたわけ

本を出したばかりなので、宣伝も兼ねてその話をさせていただこう。本の名前は『歩く、見る、聞く 人びとの自然再生』。岩波新書から出した。

 

僕の学問的な「専門」は、環境社会学というもので、環境について、あるいは環境問題について、社会的な側面から考える、とくにそこに生活している人びとの視点から考える、というものだ。そうした視点はとても大事だと考えているのだが、世の中で「環境社会学」の存在を知っている人は少ない。知ってほしい、という思いからこの本を書いた。

続きを読む

2017年

2月

22日

【69】カムチャッカへの出稼ぎ

この連載で何度も登場している宮城の石巻市北上町。そのいちばん東の端の集落は小滝(こたき)という。四〇世帯ほどの小さな集落だ。少し高台に集落があって、そのため、東日本大震災でも幸いにほとんど被害を受けなかった(少し海岸近くにあった一軒は全壊)。

 

この集落に住む大正一五(一九二六)年生まれの遠藤栄吾さんは、震災前に何度かお話をうかがっていた。大正生まれの漁師さんだから、このあたりの海のことを熟知している。震災以降お会いする機会がなかったが、先日久しぶりにお会いした。

 

 

続きを読む

e-mail